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2008.10.30 Thursday

『むこうのさくら』千葉佐倉市バージョンの活動報告

アーティストの磯崎道佳さんがメッセンジャーとなり、北海道士幌町佐倉地区と千葉県佐倉市を繋ぐ地域交流プロジェクト『むこうのさくら』の第二弾を、千葉県佐倉市で実施しました。

7月に士幌町で実施した活動に続きプログラムとしては今回で二回目。
まずは、士幌町佐倉地区で実施した「星空交換プロジェクト」の作品を千葉県佐倉市にお届けし、佐倉市立美術館で展示しました。
士幌町佐倉地区の人たちは、千葉県の佐倉市のことをよ〜くしている人がほとんどです。しかし、千葉県佐倉市の人たちは、士幌町佐倉地区のことを知っている人は、あまり多くありません。確かに、人口の比率でいえば、比較にならない程佐倉市の人口が多い(士幌町佐倉地区:約50世帯/佐倉市:約6800世帯)!なので、こうしたプログラムや美術館の展示を通じて、開拓の歴史も含め、この機会にぜひ「むこうの佐倉」を知っていただきたい!!

さて、その展示はと言いますと・・・
元々銀行であった美術館のエントランスホール内の天井いっぱいに、巨大なビニールのスクリーンを設置し、アニメーションを投影。手作りのミラーボールも吊るして、士幌町の第一回目の活動の最終日に行ったイベントの再現と活動の記録映像を上映しました。


そして、今回の千葉滞在のメインイベントは、『はなさいころ』ワークショップ。
このプログラムは、身近に感じる「花/植物」の絵を収集し、それらを貼り付けたビニールを素材とした構造物「はなサイコロ」を、ふたつの佐倉それぞれに住民が集う「森」として出現させるというもの。地域から収集した「花/植物」のイメージに彩られた「森」の交換を行うことで、お互いの町の自然と風景を感じてもらうことが目的。今回は、その千葉県佐倉市バージョンの制作を二日間かけて実施した訳です。

会場は、北海道士幌町佐倉地区の開拓の祖、堀田正恒公の生家でもある旧堀田邸内佐倉厚生園記念館とさくら庭園。とても情緒と歴史のある素敵な空間です。

今回のワークショップの参加者は、佐倉市民の小学生から大人まで様々。
磯崎さんのレクチャーを受けていざ制作開始。

まずは、透明なビニールシートを繋げてサイコロの面を割り出していきます。
約7mの大きな面に、参加者の皆さんは、戸惑いを隠せません。
「本当に膨らむんでしょうか?」
と、磯崎さんに問いかけます。
「どうですかね〜。たぶん大丈夫でしょう。」
思わせぶりな態度で応対する磯崎さん。
そうです、まずは作るプロセスを楽しもう!


サイコロの面を制作したところで、いよいよカラービニールで植物を象り、面に貼付けていきます。
参加者の皆さんは、事前に採集した植物のスケッチを参考にしたり、オリジナルのイメージを形にしたりと、思い思いに制作していきます。



制作の途中には、磯崎さんが北海道士幌町佐倉地区のお話をしてくれました。
参加者の方は、士幌町に訪れたことがない人ばかり。
手を動かしながら、磯崎さんの話しに耳を傾け「むこうのさくら」に思いを馳せます。
そして徐々に、カラフルな面が出来上がっていきました。


面に、植物のシルエットを貼付けた後は、サイコロの組み立て作業。
辺と辺を正確に合わせて、ビニールテープでとめていきます。
この作業は、一つ間違えると大きな混乱を招くため、集中力と団結力が必要。
しかし、今回の参加者の方々は、なぜか団結力が強く、気持ちいいぐらい皆さんテキパキと動きます。そして、あっという間に組み立て作業終了!
これには磯崎さんもビックリ。


ワークショップの最後は、「はなさいころ」を膨らませて、その中に入り、転がすイベントを実施。屋外の佐倉庭園に出て、まずは送風機でサイコロを膨らませます。
徐々に膨らむサイコロに、参加者の皆さんの表情から笑顔がこぼれます。
約10分後高さ7mのサイコロが完成。見事に膨らみパンパンです。





それでは、中に入って転がそう!
興奮を抑えきれない参加者の皆さん。我先にとサイコロの中へ。
「うわ〜。すご〜い。」


感動の瞬間。自分の描いた植物のシルエットが空を舞っているようです。
「それでは転がしますよ〜。」
磯崎さんの合図で、一斉に足を踏み出し、サイコロを転がしていきます。
観光客や通りがかりの人たちの注目を一身に集め転がる「はなさいころ佐倉市バーション」。


一通り、転がした後は、じっくり鑑賞タイム。
皆寝転んで、自分たちで制作した作品を存分に味わっているようでした。


こうして、「むこうのさくら」千葉県佐倉市バージョンの一回目の活動は、無事終了。
この後、12月に控えている士幌町佐倉地区第二回目の活動にこの「はなさいころ佐倉市バーション」は届けられることになります。
ご参加いただいた佐倉市民の皆さん、そして佐倉市立美術館の皆様ありがとうございました!

この「むこうのさくら」次回の活動は、北海道士幌町佐倉地区で12月8日(月)より実施されます。そちらもぜひお楽しみに!(漆)

撮影:加藤甫
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